カテゴリー「金具の製作」の3件の投稿

2010年2月 6日 (土)

コンターマシン

金属用バンドソー(コンターマシン)を新調した。以前の100Vマシンもさほど不都合はなかったが、懐200ミリは流石に使いにくいし、なにより不細工だった。

Dsc_0004r_5 オークションで競り落としたですが、中古なのに使われた形跡がない。まさかメーカーが社員に給料代わりに引き取らせてるんじゃないだろうな?実は先月も同じのが出ていたんです。 

時代は急激に変わっています。2年前に買った100Vマシンに比べると、3倍も大きいし、溶接機やインバータも付いています。それが同じような値段で買えてしまうんです。恐ろしいですね。デフレスパイラルやな。

本当はネットで見つけた静岡のショップの3点プーリーの“アンドソー”の新古品が欲しかったのですが、先の個展で東京に行った帰りに電話すると、すでに売れていました。いいものはこんな時代でも動くんですね。即断即決や!アンドソーはボディカバーに至るまで総鋳物で振動が少なく精度が出るんです。ただ、3点プーリーは車輪の直径が小さいので、鋸を曲げない2点プーリーの方が本筋であるそうです。(詳しくは知らない)

Dsc_0010y

この機械には厚物を挽く場合の自動送り装置が付いている。たまには便利かも。しかし、切断スピードは前のとそう変わらず、残念です。ただ、疲れが違うような気はします。

溶接機が付いているので、インカの木工用バンドソーの刃もこれからはロールで買って安上がりです。中抜きも出来ます。

千葉県から福山通運で高知営業所止め、1万円で送られてきましたが、荷主のショップが送る手立てがないというので、こちらでパレットを製作して宅急便で送りました。今、丁度いい高さの台になっています。でも、2階に上げてもらうのにレッカー代が3万円でした。

道具道楽ですね。

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2010年1月21日 (木)

やっぱり手間のかかる金具の製作。

Dsc_000466 なんか、もう厭になってきたけど、金具の製作はまだまだ続いています。

やっぱり、本体と同じくらいの時間がかかるんですね。焦ってもしょうがないわ。

これは、運ぶための手掛けです。軽いんで華奢な作りです。黒焼きしています。

Dsc_0008l 今日は錠前も作りました。

こんなものでも、指を擦ったら出てくる“小人”を総動員しても(そりゃ、垢じゃろ)半日はかかります。

錠前破りの方が金になるのは明白です。最近は“壁”を破るようですね。

ちなみに、アセチレンガスのススで鼻の穴は真黒になります。

でも、明日でなんとか金具は終わりそうです。ほしたら、もうちょっと実のあるブログが書けると思います。

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2010年1月18日 (月)

道は遠し・・・・。

やっと復帰しました。よく寝ました。その割には食欲は旺盛でした。ホントに風邪だったのか?

Dsc_000933 とうに完成していなければならない金具にまだ手こずっております。

以前にも書いたと思うんですが、本来金属彫刻をやっていた私にとって金具の製作は“デザイアー”楽しみにしていたことなんです。

しかし、いざやってみると、金具の出来不出来によって、コツコツやってきた本体の製作の良否が決定されます。さらに、金具のデザインは木工と違って自在でありますから、その意匠の組み合わせは無数にあります。

そんなんで、いざ取り掛かると、手が進まなかったりして、ダラダラして、風邪もひいてしまう訳です。難儀なことですね。

これは場数を踏んで克服していく以外にありません。それにしては歳をとり過ぎました。100歳まで現役バリバリだったらなんとかなるかもしれません。

でも、100歳でバンバン稼いだら、金の使い道もなく侘しい限りです。うんと高いお茶菓子でも買って、若い娘にアーンとやってもらうことぐらいしか思いつきません。バカ殿か。

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