カテゴリー「木のスプーンの制作」の23件の投稿

2016年9月23日 (金)

合計150本

アベちゃんはキューバに行ってバカ面晒して、大盤振る舞いして、何か意味があるのでしょうか?可能なところはすでに中国かつば付けて、地盤も築いていると思うのですが。
 
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やっとスプーンの製作が終わりました。
今回は木地の加工、漆塗りに格段の進歩がありました。これで注文があれば言うことないのですが。政府・日銀の見通しではバンバン売れてすぐなくなるのでしょうが、現実は真逆です。
 
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ユキちゃんが厳しい状況とは関係なくゴロゴロしてくれるので癒される~。

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2016年9月13日 (火)

ついに、

アベちゃんは外遊したり、なんだかんだで毎日テレビに出ます。何も知らん人は支持するわな。森ちゃんの疑惑も一部週刊誌に出てるだけで新聞は取り上げないし。統制が効いてます。我がいの町の町長選も、現町長の奥さんが学会に入信したとかで、再選間違いなしとか?レベルが低過ぎじゃろ!ビックリです。
 
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天気が悪いのが続きそうなので漆塗り再開。
 
苦節10数年、今日初めて殆どトラブルもなく朱漆が 塗れました。
これはね~、失敗して体で覚えるしかないのでしょうね。
塗師の友人はおりますが一々電話して聞くわけにもいかんし。『漆芸の伝統技法』等という教本もありますが、チンプンカンプンですし。
 
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漆は粘りがありますが、水のようにサラサラもしているんですね。これが他の塗料にない優れた特性です。 作業性がとてもいいのです。
 
失敗しなければ。

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2016年7月21日 (木)

失敗。

 
当ブログで失敗という単語は数限りなく出て来ると思いますが・・・・。
 
昨日のスプーンの漆塗り、午前中から始めた分はあらかた乾いたようなので、夕方作業場のエアコンを切りました。更に、よっく乾かそうと思って。
 
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いかん、朝チェックしたらシワシワじゃ。
 
夕方からの湿気で急速に乾いたのでしょう。午前中の分はセーフ。
夏場は、エアコンかけっぱなして作業した方が良いな。ニュースでも24時間運転しても電気代は殆ど変わらないって言ってたな。
 
シワシワの部分の内部は乾いてないので、これを取り去るにはテクニックが要ります。どちらにしろ、塗るのの10倍以上の時間がかかってしまいます。
 
ほんまに漆塗りは難儀です。
 
専業じゃないと、会得するころには寿命が来ていると思います。アーメン。
 

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2016年7月20日 (水)

朱漆

 
都知事選の候補者も、なにやら究極の選択になってきました。
 
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朱合漆と朱の粉末を混ぜて朱漆を作るの図。
 
まず、ヘラに慣れていないと、混ぜ合わせると、どんどん広がって定盤からはみ出てしまいます。中央にまとめるには 結構年季がいります。
 
刷毛の調子に合わせて、粉末の量を調整し、粘度を決めます。
 
中塗りなので適当に済ませますが、本来なら、
 
1、専用の道具で30分は練る。
2、一日寝かせて、また練る。
3、埃を除去するため和紙で漉す。などの手間が必要です。
 
最初は工程が多くて「やってられない!」のですが、段々慣れてきます。
100%独学ですが、漆と刷毛が教えてくれます。
忙しかったら外注するのですが、暇だから自分でやるしかない。
 

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2016年7月16日 (土)

明日はビーチクリーン

 
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スプーンの塗りが本格化しています。
乾きが遅いので濡れた布を被せたらしわになりました。
 
乾燥が速過ぎると細かなしわが発生するのです。塗りが厚過ぎても大きなしわが出来ます。
また、乾燥が遅過ぎると重力で漆は先端に溜まってしわが発生します。
難しいもんなんですよ。
 
しわを削り落とすには何倍もの労力が必要です。だもんでなるべく薄く塗るようにしています。
 
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そこで本職は室の中で木地が観覧車のようにクルクル回る回転風呂を使っています。
しかし、そこまで深入りする必要もないしな。
 
本日はこれからプチ同窓会です。明日は5時起きで入野松原のビーチクリーンです。2次会に行ったら、多分3次会にもいくでしょう。そしたら朝起きるのは無理。難しい判断だ。
 

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2016年7月14日 (木)

試行錯誤

 
本日は晴れ。外気温手元の温度計で36℃。
本日のブログは漆を扱う人以外には分かりません。
 
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スプーンの木地固め中です。
昨日あたり、非常に蒸せましたので逆に乾きが悪いです。エアコンの効いた作業場で急速に乾きます。
 
今回、一回目の捨て漆の前に、水拭きして再研磨したものと、研磨なし・ぶっつけ本番、を比べてみましたが、大差ないですね。元々がいい加減だからか?
 
更に、1度目も、2度目の捨て漆後も研磨せず刷毛塗に移る実験をしてみました。 なるだけ工程を省きたいから。
微細な毛羽立ちや逆目がに漆が詰まって僅かな層が出来ているため、勿体ないとも考えました。
結果はやっぱり良くない。理由はいろいろある。そこは内緒です。
 
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ほどほどに研磨した。
 
宮様に献上するわけではないのです。効率よくほどほどに仕上げるのがプロというものです。でないと150本いつまでたっても終わりません。
 
それに、塗膜層を十分に残しつつ次の行程に移るのが漆塗りです。
流石にスプーンの制作も5回目ですから学習しつつあります。
 
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横着して半パンでやっていたら、原液の飛び散った場所は赤くなり痒いこと、痒いこと。
こういうのは学習せんのやね。
 
 

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2016年7月11日 (月)

ゆるゆると、

 
やっぱり自民圧勝ですか。対抗馬がいないですからね。若者の投票先も自民党の思惑通り。まあ、自分たちで作ったので、それなりにシュミレーションしていたのでしょう。
 
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スプーン100本の木地が出来ました。一遍にやってしまうと必ず腱鞘炎になるので、他の仕事と並行して進めます。
どんどん形は洗練されて、薄くなる傾向がありますので気を付けなければなりません。
 
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今回は廃番になっていたアイスクリーム用も復活させました。
手間は殆ど変わらないので、値段は上げよう。
 
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当然、切り落とした部分の方がずっと多い。
 

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2016年7月 5日 (火)

悲しいスプーンの制作

 
暑い、熱い、暑い、死ぬ。急にですからね。
 
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スプーンの在庫がなくなったので制作中。まあ、スプーンだったら在庫しても場所を取らないし。
 
5年間で160本売れた。でも、半分はデパートやギャラリーで販売してもらったのであまり儲けはありません。商売は難しいものです。
 
前にUPした本職が厚く塗ったスプーンは上代1万円になりそうです。ギャラリーのオーナーに聞くと「うちには素晴らしい1万円の塗りのスプーンがあるけど、滅多に売れない。」そうです。仕方ないよな。プレゼントに4本送ったら¥4万だもんな。多分、相手は4本で3000円位だと思うだろうし。
 
以前、ショールームに来たお客さんが小さいスプーンを孫の離乳食にどうかなと検討されていたのですが、「3000円です。」と言ったらポトリと落とされた。多分100円ショップから想像するに、せいぜい 300円、MAX500円と思われていたのでしょう。厭になりますね。
 
あ~、木工なんてやってらんない。
 
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今回も地道にスプーンの窪みを削っていました。
 
電動カッターで粗削り→彫刻刀で形を整える→スクレーパーで均す→ペーパーで仕上げ。実はそこそこ楽しい作業ですが、辛気臭い。5本削って考えました。
 
そこでショートストローク、高剛性のニューマシンを2日かけて制作・・・・・・完璧やがな。セットから終了まで10秒。多少ズレるけど。やってみるもんですね。
 
ヨボヨボになったらスプーン一本でやってみるかな。
 
そうなったらショールームも必要ないのでうどん屋に貸そう。
 

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2016年3月 6日 (日)

15年目に、

昨日、そう頑張って波乗りしたわけでもないのに、今日はしんどかった。もう、年だな。

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亡くなった輪島塗の鵜島先生のお弟子さんに塗りを頼んでいたスプーンがやっと出来上がりました。半年以上かったぞなもし。

カッケー!プロの塗りはやっぱり違う。俺にとっちゃ~フェラーリみたいなもんだな。

15年前、先生に塗りを頼んだところ「そんなシロートの物が塗れるか!」と言われてから、やっとリベンジできました。

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通常、輪島塗は、一回塗るごとに研ぎ出して平滑に仕上げるのですが、鵜島先生の塗りは一回で限界まで厚く塗ります。

厚く塗りすぎると、内部はいつまで経っても乾かないので、見極めが職人芸です。少々の刷毛目もかまわず塗り重ねます。

最後に上塗りをかけて研ぎ出すと、中塗りの色が出てきます。剛健で普段使いの器には良いと思います。

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流石に小さなスプーンでは「鵜島塗り」は大人しく仕上がっておりますが、いい感じです。

というか、弟子の余門さんの繊細な性格が出ているのかもしれません。

使うのはちょっと勿体ない。

今回は輪島屋さんのご好意で試作してもらったのですが、うんと注文があれば発注出来ると思います。

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2015年7月14日 (火)

場数を踏む。

台風11号やばそうですね。過去のデータ的にも。

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本日スプーンの製作完了。45本。

今回は塗り漆の余裕がなかったので拭き漆で仕上げました。

やってみたら難点2つ。

1、通常、朴材を使いますが今回は塗りがないので強度のある山桜を選択。やっぱり硬い。

2、拭き漆だとごまかしが効かないので、木地の精度を2段階位上げる必要がある。

上の写真で一部仕上がっているのは、試しに最後までやってみたもの。

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やっぱり馬鹿でも段々上手くなってゆくものですね。

今回は工程を完全マニュアル化しました。ベルトサンダーの粗・細を効果的に使いました。

機械で出来ることは全て機械でやりました。腱鞘炎にならないように、手研磨も必ず保持具に載せて行いました。

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上から、初期、2年前、今回。進歩の跡が見られます。

特に商売上意味はありません。ボーナスの査定が上がるわけでもないし。

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和紙の古いカレンダーを利用して、

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パッケージングもしました。贈答品ですから・

注文主が話が分かる人なので、自由に腕が振るえます。

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箱に詰めて完了。

左の圧着器のチューニング法がやっと分かった。

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