カテゴリー「木工家専用」の47件の投稿

2019年4月10日 (水)

うまくいった!

本日もまあ仕事した。

Dsc_4865

今回は木工家の方には役立つかもしれない内容です。

昨年納めた楠のローキャビネット2棹の4枚の扉の内、1枚の動きが渋くなったと連絡がありました。

フレームというか枠が捻じれていました。7ミリほど。簡単な狂いなら現地で修理しようと鉋とか持って行ったのですがこれはダメだ。最悪枠を作り直すしかないけど、時間も経っているし色が合うかどうか?

しかし、10年以上寝かした材で、荒取りして2週間は様子を見たがな。こういう事もあるんですね。随分経ってから渋くなったとお客さんは言っていた。

Dsc_4869

ダメ元でアイロン曲げを試してみました。重しをして両側から5分も加熱するとジワーっと垂れて来ます。一回目は少し戻ってしまったので、2回目は多め目に曲げました。

心配していたのはオイル仕上げが変色しないかという事。全く問題ありませんでした。

Dsc_4871

水滴を拭き取ってしばらくこの状態で放置。

また曲がる可能性はありますがまた修正いたします。木工は大変ぞなもし。

 

| | コメント (0)

2019年3月25日 (月)

簡単でもない。

土曜に波乗りをちょっとしただけなのに、今日はまだしんどかった。


Dsc_3250


山桜は満開を迎えているようです。


Dsc_4719


モダン・バンダジの組み立て。篏合が片側だけで40カ所近くあるので、片側ずつ組み立てました。


Dsc_4716


ホゾ先を逃がすスペーサーはレーザー加工機が神速の技を発揮。これをバンドソーでするとバリが出て気分が悪いです。


Dsc_4723


本体が組み上がりました。トップはフローティングです。


Dsc_4724


脚の部品もレーザーで切り出します。「パソコンで簡単木工」という本を出版しようかと思っています。


Dsc_4729


ビスケットジョインターは固定して使用。部品が小さいので刃口を山桜で製作。


Dsc_4731


こういう感じに付きます。ボトムは脚の取り付け強度が必要なので固定式です。


底はなくてもよいがな~と思ったのですが、あった方が丈夫とは思う。


*ココログ無茶苦茶になって来ています。コントロール出来ません。コメントはできないし、スマホでも正常に見れないようです。


 


 

| | コメント (1)

2019年3月14日 (木)

トチ狂う

昨日のブログ「極」の字に横棒が抜けていました。もうパソコンなしに漢字は書けません。実際人前で字を書くときは超緊張しますね。

Dsc_4677

縮み杢と斑(ふ)の入った栃。同時に二つの杢が入ったのは高知の銘木屋は嫌います。しつこくなるからな。

漆を塗ったらどうなるか分かりませんが、手板で見分はせずそのまま仕上げます。

Dsc_4676

栃狂うと言いますが、手押し鉋で何回削っても曲がっています。きりがないので適当な所で止めます。

更に都合の悪いことに、斑の黒い部分に“金喰い”が居るらしく、交換した刃7枚全て切れなくなりました。新品の刃じゃないと縮み杢はバチバチ飛ぶし。

1

加工にはレーザーを使う予定ですが・・・・・

2

何で~!ズレてるんかの~?

もう初めからやり直した方が早い。でも2回目はずっと早く出来るし、練習になります。こうやって試行錯誤しながらじゃないと結局ソフトは使いこなせないのでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年2月19日 (火)

手間も材料も必要な猫足。

もう最近ひどいニュースばかりで取り上げる気も起こりませんね。どうなるんでしょうね?

Dsc_4529

今日は自身の忘備録としての記事。ググってみたら「忘備録」には「自身の」という意味は含まれていた。本来は「備忘録」なのだそうです。

猫足の切り出し方法: まず2面に墨付けしておいて、1面を切断。バラバラにならないよう、材は余裕を持った太さがあった方が良い。その方がバンドソーの送りもスムーズ。

切断したパーツを丁寧にテープで貼り付けて、もう一面の加工をします。

Dsc_4530

2/3程が焚き物になります。贅沢なスタイルですね。だから貴族の館で使われたんだろうニャ~。

Dsc_4533

暖かくはある。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月19日 (火)

木工中級技術

新しい自主製作が佳境を迎えていますが、それは事情によりUP出来ません。まあ、何でもかんでも載せるのもどうかと思う・・・・・と言うのは「お前に言われたくない。」と言われそう。

Dsc_2428

この角材を木ネジで直角に継ぐのは意外に難しくて木工中級技術なんですよ。
今日はその簡単なやり方をそっと教えます。1000人に一人くらい役に立つだろう。

Dsc_2289

まず、直角に気を付けて皿付きのドリルをもむ。

Dsc_2293

相手の木口にボンドを付けて20分ほど放置します。ただ木口が正確に出てないと困難です。

Dsc_2290

ボンドだけでそこそこ強度はあります。まあ、仮止め程度です。

Dsc_2294

上の錐できっちり下穴を開けてからインパクトで揉みます。

これが案外一番簡単で確実なDIYだと思います。

Dsc_2296

このように接着してから仕事をすればズレなくて結局能率が良いです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年8月 8日 (火)

反り

本日は手元の温度計で36℃オーバー。ゆるゆる仕事を進めないと死んでしまいます。

トランプはオバマの在職中、「ゴルフのし過ぎ!」とかこき下ろしといて、自分は倍も休暇を取っているという。結局、この人は罷免されても普通に元の商売に戻るのでしょう。困った人を選んだものです。
 
Dsc_8185
 
10年ぶり位に作った李朝文机ですが、また依頼がありました。こういう不思議なことは良く起こります。
 
天板を取るのに、厚板を挽割ったら反りました。内部応力のせいだと思います。
前回のも反りましたが、3日も放置したら戻りました。今回は・・・・・余計に反った。分からんものですね。最悪なのは手押し鉋盤で削っても削っても反りが取れないケース。結局、既定の厚さを下回ってしまう。炙って直す方法もありますが、そこまでするサイズでもないし。
幸い平面が綺麗に出た。
 
本当にこの暑さではのんびりやらないと参ってしまいます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月12日 (金)

始末した。

今日もよく働きました。
昨日は勢いでやっつけたが、本日はボチボチと。体がもちません。作業中に首の筋を違えそうになる。昼寝中にわき腹と足をつりました。
 
Dsc_6852_2
 
昨日、20センチだった割れがここまで拡がっていた。さっさと2枚に割る。
 
Dsc_6854
 
昨日、Oさんと降ろした材で幅広の物は 全く持ち上がらなかった。持って持てないことはないだろうが腰が壊れます。芯に近い板はバンドソーで割りました。
割れ止めのボンドを塗る。この台車が大活躍。
 
Dsc_6856
 
皮は出来れば剝いでおいた方が良い。矢張り、魚でも獣でも 皮と身の間が美味いせいか、虫もこの部分に入りますから。
山火事に対応してか、皮は薪ストーブでも燃えにくいのでゴミに出します。
 
Dsc_6857
 
朴はこのように赤身と白身のコントラストが少ないのが良材です。そして赤身が黒ずんでない事が重要。
 
Dsc_6860
 
平積より立てた方が一般に乾きよいと言います。反りやすいけど「リン」と接する部分が傷んだりしません。一般の方には分からなくてすみません。
 
厚さ2寸で乾燥まで2年。それまでは生きていますが、この材を全部使いきることはないと思う。早めに引退して南の島で暮らしたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年1月24日 (火)

大工の製本

今日もパソコンと機械とにらめっこ。健康に悪いし腹も空かんし酒も旨くない。
 
Dsc_5662
 
最近は何でも取説がWEBだったりしますよね。アナログ人間の私はレーザープリンターで印刷して製本します。滅多にある事ではない。 でも、これではすぐ破けてしまう。
 
Dsc_5664
 
そこで70枚まで止められる大型ホッチキスを買おうと思いましたが高価だし出番もそんなにない。 そこでエアタッカーを使うことを思い付きました。
 
Dsc_5665
 
桐材の木口を控えにして打ち込んでマイナスドライバーで外します。
 
Dsc_5666
 
槌で叩いて止めます。これだと100枚以上でもOKです。
 
Dsc_5667
 
こんな感じで出来上がり。
今回は大工さんで製本が必要な方という、ごくレアなケースで 一般の方は参考にならなかったと思います。手動のタッカーでもそこそこいけると思います。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2016年5月13日 (金)

ベンチのクレーム

 
オバマ大統領の広島訪問を受けての安部ちゃんのインタビュー、久々に人間的な表情を見せていました。悪い人じゃないんでしょうけど、馬鹿だからしょうがない。
広島訪問はアメリカでもデリケートな問題で賛否両論と言いますが「原爆の人体実験」をやったのですから無理もないな。
 
三菱の燃費偽装、自己申告だとは知りませんでした。他のメーカーもどうなんじゃろ?
 
舛添がプライムニュースに出ていたのをチラッと見ましたが、兵庫の号泣県議によく似ていました。散髪代まで経費で落とすとはセコ過ぎです。
 
Dsc_9568_2
 
話はグッとスケールが小さくなります。
6年前にベンチを納めたお客さんから「背もたれからカキッ!」て音がすると連絡がありました。
 
「まさか座ってないでしょうね。」
「毎日便利に使っています。」
「それは困りますぅ~。」
 
Dsc_0030_2
 
強度を出すために、両端のスピンドルはオフセットされています。
また、表情に立体感が出てカッコいい。
 
Dsc_0018_2
 
今回、この部分に非常に強い力が加わると実感!
ここん家は丘陵地帯にあり高乾燥なので徐々に緩くなったのでしょう。上の接合が外れていました。ホゾは十分長くとっていたのですが。
両端のスピンドルは3割増しの太さですがホテルなどに設置する場合は不安です。もう一本増やすなどした方が良いでしょう。
 
Dsc_9627_2
 
このようなタイプだとしなりますが、かえって丈夫かも。
 
瞬間接着剤を持って修理に伺ったのですが、存外精密に出来ていて、隙間が全くなく接着剤が入りません。しょうがないので持ち帰り、低粘度でシャブシャブの接着剤を浸透させました。
 
半日の手間。6年も経っているので修理代を請求してもいいようなものですが、中々出来ません。木工は甚だ損な商売ですね。
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年3月 8日 (火)

新旧比較

風邪気味でしたが、根性で持ちこたえています。

でも、昨日から扇風機を回したいような陽気です。

Dsc_1637

右は15年ほど前に作ったT型チェアー。

別に手抜きしたわけじゃなくて、和食店用に納めましたので、素朴で民芸的なデザインにしております。

このほど、別の店で使われることになり、修理し汚れを落として塗り直しました。

左の現行品は10年ほど前からこの姿です。

Dsc_1639

何も知らなかった頃の貫通ホゾ。クサビ入り。クソ木工雑誌の影響です。

十分な厚みがあれば、貫通ホゾは百害あって一利なし。特にクサビは胴付じゃないと意味がありませんし、穴も臼にしなくてはなりません。

実際、何脚かはホゾが突き出ていました。

Dsc_1656

この脚の形状は凹んで見えて、造形的に難あり。

Dsc_1657

このように外側に膨らんでいるのが○。

穴開けの角度が急になり難易度は増しますが。

『石の上にも3年』ちょっとずつ進化してゆきます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)