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2013年10月23日 (水)

たまには木工の話。

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ダイニングテーブルを製作中。

体調が回復すると仕事がはかどります。どうせグズグズするのなら九州に湯治にでも行った方が良かった。

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脚は材料の関係で栗にしましたが、水拭きすると導管が真黒になりました。

どうも新しいウエスに鉄分が混ざっていたようです。栗のタンニンと鉄分は激しく反応します。一皮剥いたらなんとかなりました。

栗のタンニンを抜くのに早川謙之輔さんはプールを作って漬け込んだそうですが、あまり現実的な方法ではありません。

私も、風呂桶で実験しましたが厚さ1㎝の板ですら水を替えながら一ヶ月かかりました。軒下で5年程風雨にさらしてみましたが、これでは材も相当傷んでしまいます。

栗はオイルで仕上げると、独特の渋い落ち着きのある風合いで好みなのですが。最近は市場にも滅多に出て来ません。

*拭き漆で仕上げる場合、矢張りタンニンが悪さをするのか乾かないことがよくあります。

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コメント

拭き漆にタンニンが悪さをする…そうだったんですか。結構泣かされました。気づきませんでした。

早川さんは乾燥を早めるためだった記憶があります。

投稿: くわはら | 2013年10月30日 (水) 20時48分

何でも水に漬けると良い材になります。

ちなみに栗はオイルの乾きも悪いです。

投稿: キラ | 2013年10月31日 (木) 08時09分

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