木の靴べら
昨夜は、高級居酒屋で、当社のお得意様のK社長に御馳走になった。こういうのは、貧乏木工家の役得やね。しかし、どうも場末の赤ちょうちんに慣れ親しんでいる者には、居心地が悪く、遠慮もあって・・・・・・・いっぱい飲みました。
6時から飲み始めて、社長と別れて、一人で「ノア」に顔を出して家に帰ったのは2時だったような。明日はまた6時から花見だ。
お得意様から靴べらを頼まれた。このところやる気がないし、二日酔いなんで、ちょっと、新しいことにチャレンジする。
椿の木を半割にして作る。椿なら柄を相当細くできる。
作り始めると、もとよりそのまま請求するつもりはないが、面倒で「こりゃー高くつくわ」
しかし、そこはプロ、3本目に取り掛かると、ツボが分かってきて、意外に商売になるかも。
普通の板材でもできるかもしれない。柄の部分に旋盤が使えたら楽だな。
しかし、どうも本格的な革靴に縁のない私は、ちょっとピンとこないのである。
でも、違いのわかるビジネスマンが、匠の技なる靴べらでピカピカの革靴をセットし、今日の戦場に出発する。クゥ~!イイカモ、イイカモ。
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