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2009年3月21日 (土)

先に材料ありき。

次は何を作ろうかな、やる気が今一起らんな・・・・・・という時に、銘木屋の岡崎木材さんが以前より頼んでいた材を持ってきてくれた。

ケヤキの薄板で反ってカップが出来たものだ。薄板は、厚い盤を所定の厚みに挽き直したり、虫食いなどの傷を取ろうと、少しずつ薄くしていく時に出ます。そのまま器にするのもいいですが、今回のはちょっと反りが少ないので、文机を作ることにした。幅が45㎝位のを2枚頂いたので、2台作ります。脚やら貫は在庫の中から見つけた。ストックがものをいいます。

Dsc_0011 天板は厚みが1㎝位ですが、65キロの重しを載せても大丈夫でした。俺のことさ。

鋸目を削ってしまったら本当に薄くなるので、このまま漆を塗ります。

こんな材料使う奴はそういないだろうな。ここだけの話、これが案外売れるんよ。ヒッヒッヒ。

でも、軽くて強度は十分なんで案外実用的なんです。

Dsc_000255 この天板にホゾ穴を開けるのには、ヘグナーの糸鋸がいいようです。反ってる上に厚みも一定でないので、表裏から墨付けするのは困難です。

ルータマシンも試しました。RAO-151のバルブを絞ってヘッドをゆっくり降ろすと穴が開き、そのまま加工できます。定番も広くていいのですが、所詮角は丸い。

角をノミでさらうには、一か所に2回、ハンマーを打ちおろさなくてはならない。四隅で8回、表裏で16回、天板8穴と脚6穴で224回、2台で448回。糸鋸作業も楽ではないが、今のところ一番いいようです。

丸鋸だとすぐですが、糸鋸で指を切断するには、余程忍耐が要りますし。ね。念のため補足すると、糸鋸は比較的安全なんですね。

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コメント

 なかなかのものですね。こういったイレギュラーの材料を活かすのは技術もさることながら、それ以上にセンスの問題。巷では「天然木の魅力」といいながら、センスもへったくれもない家具や小物があふれかえっていますから。

投稿: 木工房オーツー:大江進 | 2009年3月22日 (日) 12時46分

高知の木材市場には面白い材料が出てくることが多く、用途を見出せなくても、買っておくと、必ず使い道があるようです。安くないといけませんが。

へんてこな家具については最近はもうなんとも思いません。大江さんも、それがまた、よく売れるのが不思議なんでしょうが、そういうもんなんです!

投稿: kira | 2009年3月23日 (月) 19時39分

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